個人的おたく論〜舞台AfterLife観劇を終えて~

舞台AfterLife観劇後の心境をもとに書いています。支離滅裂な点多々ありますがご容赦ください。

・あくまでわたしの所感ですのであしからず。

 

上田くんの舞台AfterLifeを観劇して思ったことを少し。AfterLifeは死後の世界が舞台でそこはあの世とこの世の狭間でそこに来た人は上田くん演じる案内人のもとあの世に持っていく1番大切な思い出を1つだけ選ぶのね。

それは幸せだったり平穏だったり色々あるんだけど自分だったらどうするだろうと考えた時、思い浮かぶものはいくつかあって。オタクの楽しい思い出も沢山あるけれどそれが1番かと言われると多分おたくとしての楽しい思い出はあくまで人生の思い出の「1部」であって「1番」ではないよねと。アイドルとファンの関係を考えた時、「一番」と「一部」っていうのが私の中ではしっくり来た。

 

でも同時に上田くんは何を選ぶんだろうと考えた時、もう人生の半分以上をアイドルに捧げている上田くんにとってはアイドルをしている自分が1番の思い出になるんだろうかと思うと、そうであって欲しい自分とその思いはただのオタクの身勝手なエゴかなと思ったりもして少し苦しかった。オタクの人生にとっての一部が推しの人生にとってはその一生の全てなんだと思うと「一生ついて行く」ってなんて重い言葉なんだろうと軽々しく言えないなと思った次第です。アイドルから言われる一生とかずっとっていう言葉がより一層重く感じる...

  

それでも大好きな人達が(上田くんも佐久間くんも、カツンちゃんもスノちゃんも)アイドルも終えて人生も終える時、もしこの舞台のように思い出を1つだけ選ぶならその輝いてた時期が1番の思い出になってくれたらいいなと思ったし、そのために応援できていたのならおたくとしては幸せだなぁと思うのです。

 

 

(ちなみに上田くんは作品パンフレット中で「あなたなら何を思い出に選びますか」という質問にKAT-TUNとしての思い出を選んでいました。全私が観劇後に咽び泣いた。ありがとう。)